新品未使用黒留袖広衿比翼付●加賀友禅　阿部佳雪落款入り紅白梅おしどり鴛鴦 蔦の紋

こちらは娘が二十歳になってから、ずっと探して巡りあった女流作家　阿部佳雪さんの黒留袖です。
これは糸目のある加賀友禅の技法で染められていますが、佳雪さんは京友禅染も学ばれているため、加賀友禅の糸目の繊細さや落ち着いた色彩と、柄行きには京友禅の華やかさもあります。

黒留袖を探す時、加賀友禅は好きだけれど、柄があまりにも小さくて古典柄過ぎて、身長が160cm以上あると、柄がごちゃごちゃとしてしまい、なかなか気にいったものに出会えず何年も探しました。

糸目の繊細な女性を表す流れる「水」に「竹」、「オシドリの家族」、「紅白」の「梅」がすくっと立ち、吉祥柄のとても爽やかな黒留袖が見つかり、一目で気に入って購入し、着る日を楽しみにしていました。

…が、コロナ禍で結婚式も簡略して済み、とうとう未着用のまま、しつけ糸もそのままです。（泣）娘とは柄の好みも違い、綺麗なうちにどなたかお気に召す方にと思い出品しました。
花嫁さんの次に注目される花嫁・花婿の母！気に入ってくださる方に、巡りあえますように！

京都きもの友禅の展示会で、78万くらいのものを48万に値引いてもらったものの、黒留袖は仕立てや紋入れなども高額になり、正絹の裏モノ、手縫いにしたら、結局は60万超えました。

紋は「蔦」ツタです。
レンタルだとすぐに分かる「五三の桐」でもなく、武家には一般的にある紋なので使いやすいと思います。

仕立て上がりの寸法は3枚目の画像でご確認ください！

京都きもの友禅さんは全国にあるので、手入れもお願いしやすいです。今はあまり御縁がなくなりましたが、コロナ禍前までは、一回5000円で、手入れ＋新品のたとう紙に替えて＋宅配便込み、普通のクリーニングに出すよりお安いし安心だと思います。

最後の画像のベルベットの水玉柄の黒のショールは、大叔母から譲られた物ですが、良かったらオマケにします。（あくまでオマケなので、つけてもつけなくても価格は変わりません。）

よろしくお願いします。

商品の情報