HITACHI Lo-D アンプHA-510

低歪と高出力化を図ったプリメインアンプ。

パワーアンプ部には厳選されたHi-Fi用ペアトランジスタを採用しており、エミッタ接地インバーテッドダーリントン純コンプリメンタリーで構成されています。
さらに、ドライバー段に安定な差動増幅定電流駆動方式を採り入れることで微少出力時のクロスオーバー歪を抑えることで高音質化を図っています。

プリアンプ部のイコライザー段は初段差動入力-FET-バイポーラトランジスタの3段構成を採用しています。この回路を±2電源でドライブすることで280mVのダイナミックマージンを得ています。
また、厳選した日立LTPトランジスタを採用することで高S/Nを実現しています。
フラットアンプ部はFET-PNPの組合せによる2段直結形となっており交流・直流同時にNFBをかけることで低歪・安定化を図っています。
トーンコントロール回路を低インピーダンスで駆動することで周波数特性のうねりが無い理想的なトーンコントロールを実現しています。

ボリュームには22接点スイッチ式アッテネーターを採用しています。
コントロールアンプの初段に入力インピーダンスの高いFETを使用しているため、スイッチ式アッテネーターとあいまって正確なレベルアッテネーションを実現しています。さらにFETを使用することで信号源インピーダンスの変動によるNFの変化が少なく、ボリューム位置によるSN比の劣化がありません。

スピーカーB端子のレベルを-15dBまで調整可能です。
これにより比較試聴の際にスピーカーのレベル合わせが可能です。

Phono2端子には入力感度の切換スイッチを搭載しており、カートリッジの出力に合わせて使用することができます。

保護回路にはローディ独自の電子式保護回路を内蔵しています。

トーンディフィート、ローフィルター、モードスイッチ、ラウドネス、マイク端子などの機能を搭載しています。

付属品)とくにありません。

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