ジャズファンや現代音楽ファンには馴染み深いドイツの音楽レーベル、ECM(Edition of Contemporary Music)。1969年に設立されて以来、リリースされる音楽と共に美しいジャケットデザインでも注目されてきたECMの、設立当時から90年代までのカバーアートがまとめられています。 ECMがコンセプトとして掲げる「沈黙の次に美しい音」を見事に象徴した珠玉のジャケットデザインが360頁にわたり掲載されており、巻末には1500番台までのリリース作を網羅したカタログも付属し、デザインだけでなく資料性にも優れています。